アルクフクシマ

福島の風景、スナップ

お知らせ
写真集「棕櫚の日曜日」のお申し込みはこちら。http://alukufukushima.blog.fc2.com/blog-entry-68.html

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写真展「かえるふくしま」終了

kaerufukushima

昨日、エプサイトギャラリーで開かれていた写真展「かえるふくしま」が終了した。
準備期間も含めれば、数か月間、この展示に取り組んできたので一仕事終えた感がある。

東京での個展は、これで2回目。
2年前に銀座ニコンサロンで展示した「棕櫚の日曜日」は、スクエアのモノクロ作品で風景やスナップ、今回はカラーとモノクロ混在でカエルの写真と、2つの展示は、作風がまったく違っている。
3・11以前は、仕事の報道写真の傍らさまざまな生き物を撮っていたので、以前からの知人は、わたしがモノクロの風景やスナップを撮っていることを意外に感じただろうし、ニコンサロンの展示を見てわたしを知ってくれた方からすれば、「今度はいきなりカエルかよ」と、とまどわれたかもしれない。
しかし、わたしからすれば、どちらの作品も自分の中の一部なのだ。
現在、モノクロのスナップも時間を見付けては、撮り続けているし、カエルもこれからもずっと撮り続けていくつもりだ。

今回の展示期間は、通常より長い3週間だったが、在廊できたのはたった5日だった。
それでも、多くの方々との出会いがあった。
これこそ、写真展の醍醐味だろう。
在廊していない日に訪ねてくださった方々と直接会って話ができなかったのは残念だが、また、個展を開こうという意欲につなげたいと思う。
展示に関わってくださった皆さんに心から感謝申し上げたい。

写真展終了後の1年間、展示された作品の1部は、エプサイトギャラリーで販売される。
作品は同ギャラリーのウェブページで見ることができるので、展示を見に来られなかった方にも是非、ご覧いただきたい。

※エプサイトギャラリーの販売作品一覧はこちら
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/hanbai/38.htm
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写真展「かえるふくしま」

エプサイトの会報に大きく取り上げていただきました。
写真展のタイトルですが、なぜ「福島のカエル」ではなくて「かえるふくしま」なのかといえば、「帰る福島」「よみがえる福島」「変える福島」という願いを込めたからです。

福島県出身の詩人・草野心平(1903~1988年)の詩集「第百階級」は全編でカエルが擬人化されているのですが、ここに登場するカエルはたくましい。
ヘビに食われても「痛いのは当りまえ、声をたてるのも当りまえ、食われているんだから、死んだら死んだで生きてゆく、俺のゴーストでこいつの体を爆破してやる」とうそぶきます。

カエルは水辺や地べたに裸で暮らしていて、土壌や水質の汚染など環境の変化にも敏感なデリケートな生き物です。
しかし、ただ弱いだけの生き物ではない、草野同様、カエルの飄々としたたたずまいには反骨精神も感じるのです。

同詩集の扉には、「蛙はでつかい自然の讃嘆者である 蛙はどぶ臭いプロレタリヤトである 蛙は明朗性なアナルシスト 地べたに生きる天国である」という題詩が書かれています(アナルシスト=アナーキスト)。

今回の展示では、そんな世界観が描ければと思っています。

【会場】エプソンイメージングギャラリー エプサイト
【住所】東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1F
【会期】2015年7月24日(金)~8月20日(木)10:30~18:00(最終日は15:00まで)
【休館】日曜日。8月13日(木)~8月16日(日)は夏期休館

エプサイト

エプサイト

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東京ギャラリー巡り




最近、ストレスのたまることばかり続いていたので、昨日、気晴らしに一人で東京に行ってきた。

まず、向かったのは銀座ニコンサロンで開催中の土田ヒロミさんの写真展「フクシマ」
写真の調子がHDR風で、見慣れた風景でありながらもどことなく非現実的。
うっすらと写真中央に入る経度、緯度、放射線量の文字がそれをさらに強めている。
美しさの中に恐怖が潜む。
さすがでした。

次に向かったのは御茶ノ水のギャラリーf分の1。
全日本写真連盟の福島支部長をされている佐藤一旭さんの写真展「復興の進まぬ故郷を憂う」を見にいく。
佐藤さんの実家は相馬市で、東日本大震災の津波で被災されたという。
震災直後から被災地を撮り始め、その写真で昨年、酒田市土門拳文化賞奨励賞を受賞した。
受賞作に加え、最近、通って撮影を続けている飯舘村の写真も加えて展示している。

次に向かったのは、新宿のコニカミノルタプラザの中藤毅彦さんの写真展「StreetRambler Paris」
人を撮った写真が圧倒的に多い。
中藤さんの写真は、ハイコントラストの粗粒子が特徴だが、暴力的な印象はなく被写体に対する愛情を感じる。
一言、カッコイイ!

中藤さんから「絶対お勧め」と言われて、隣のギャラリーBで佐久間元さんの「そこへゆけ」を見る。
これがたまらなく良かった。
なんでこんな瞬間が撮れるんだと思う写真ばかり。
ユーモアもあって、超クール、最高でした。

次は、歩いて新宿御苑前に向かう。
チェーン店のうどん屋で遅い昼食を済ませ、蒼穹舎へ。
安掛正仁さんの写真展「蛞蝓草紙外伝」を見る。
ストリートスナップだが、異界をのぞき込むようなワクワク感。
怪しい雰囲気がすごく好みでした。

蒼穹舎の大田通貴さんに持参した写真集「棕櫚の日曜日」を店舗に置いていただけるようお願いする。
事前に太田さん宛に写真集を送ったはずなのだが、届いていないと言われる。
どこに行ってしまったのか。。
写真集の取り扱いは快く引き受けてくださり、いろいろとためになる話も聞くことができた。

蒼穹舎で原芳市さんの写真集「常世の虫」を購入。
同名の展示を見て以来、ずっと欲しかった写真集だ。
ページをめくる度にうっとり。
いつかこんな写真集を作りたい。

当初の予定はここまでだったが、まだ時間があったので六本木のフジフイルムスクエアに「ウィン・バロック作品展」を見にいく。
プリントは小さめで展示数も少ないが、その美しさは圧倒的。
黒の美しさは、銀塩写真ならでは。見ておいて良かった。
ついでにカメラの展示場で、最近、気になっているデジカメをいじり回す。
物欲MAX。。

非常に充実した1日になった。中藤さんの展示会場では渡辺英明さんともお会いし、楽しくおしゃべりもできた。
家に帰ったら、嫁から「随分、機嫌がいいみたいね」と言われた。
上機嫌のわたしの顔など、見たのはきっと久しぶりだったに違いない。

という訳で、写真集「棕櫚の日曜日」は、蒼穹舎で取り扱いを始めましたので宜しくお願いします^^;
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写真集「棕櫚の日曜日」

400.jpg
棕櫚の日曜日―矢内靖史写真集 (青蛙舎) [単行本]

価格:¥1500+税

在庫あり。

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下記のメールフォームからお申し込みください。
もしくは、こちらのメールアドレス↓まで。

yanai.yasushi(a)gmail.com ※(a)を@に変更してください

振り込み先等を連絡差し上げます。
ジャパンネット銀行とゆうちょ銀行が対応しています。


商品の説明

内容紹介
作者が2013年1月に銀座ニコンサロンで開催した写真展「棕櫚の日曜日」を再編集してまとめたもの。福島県の地方新聞社のカメラマンである作者が、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から1年後の福島市などを個人的な視点で撮った。高度経済成長期に庭木として流行したシュロが、科学技術の発達による「明るい未来と豊かな生活」を夢見た時代の名残りのように見えたという。

著者からのコメント
3.11からまもなく3年がたとうとしています。福島を取り巻く状況は依然厳しく、復興にはまだまだ遠い現実があります。しかし、一方でその問題は風化し、話題に上ることも少なくなりつつあります。福島で暮らす者として、微力でも発信し続けていかなければ、との思いから写真集の制作を思い立ちました。


登録情報

単行本: 76ページ
出版社: 青蛙舎
発売日:2014/01/18
部 数:200部
商品サイズ: W190mm×H210mm
おすすめ度★★★★★ (1件のカスタマーレビュー)

カスタマーレビュー

0人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

★★★★★作者ですが。。 2014/01/20
by871

思っていた以上の仕上がりになりました。
これは、何と言ってもデザインをお願いした橋本はじめさんの力によるところが大きいです。

初めは写真集というより、中綴じのZINEの様なものを考えていたのですが、はじめさんに相談したところ、「せっかく作るならゆったり写真が見れる形にしようよ」と言われ、オンデマンド印刷の写真集を得意にしている印刷屋さんイニュニックを紹介していただきました。
昨年11月にはじめさんとイニュニックを訪ね、社長の山住さんに相談に乗っていただきました。
その場で、持参したデータを印刷してもらいましたが十分、満足できるものでした。
見積もりは、非常に良心的、、というより激安でした。
ステマじゃないですよ^^;

表紙の写真は、はじめさんが選びました。
花が終わり枯れたシュロの花穂が、まるで爆発して無残な姿をさらす福島第一原発の3号機、4号機の様です。
デザインも含め表紙は、とても気に入っています。

部数は200部ということもあり、ISBNコードは取得しませんでした。
低予算で作ったので、売れないと生活にかかわるという程ではありませんしw
ただ、写真集が押し入れに眠ったままでは、何のために作ったのか分かりません。
これから、ゆっくり焦らず販売していくことにします。

発行の「青蛙舎」とは、ただの格好付けで我が家です。
蝦蟇仙人が従えているという三本足の蛙「青蛙神」にあやかりました。
縁起の良い福の神です。
最近、生物写真はお休みしていますが、これからもカエラーであることに変わりはありません。
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今年を振り返って

1年を振り返って

年の瀬なので、ブログの広告消しもかねて1年を振り返ってみようと思う。

銀座ニコンサロン「棕櫚の日曜日」

何と言っても、今年、もっとも大きな出来事は、1月に銀座ニコンサロンで写真展を開けたことだ。
生物写真の展示は、福島県内では何度となく行ってきたが、原発事故という重いテーマを扱った写真展は初めて。
インクジェットプリンターを使ったモノクロプリント、額装、DM作り、ひとつひとつが勉強と試行錯誤の連続だった。
しかし、多くの方々からお褒めの言葉や励まし、アドバイスをいただき得たものは計り知れない。
また、多くの方々との出会いにも恵まれた。


3.11を忘れない写真家の会

3月には、銀座での展示の際に知り合った写真家柴田秀一郎さんのお誘いで、福島県いわき市で開かれた3.11を忘れない写真家の会「津波も、瓦礫もない写真展-beforemath-」のトークイベントを見にいった。そこでも多くの写真家の皆さんと知り合うことができた。
また、県内のほかの会場でも展示できる場所を探しているということだったので、県立図書館に掛け合い、6月から7月に掛けての1カ月、わたしも参加してロビーで展示することができた。
地元のシンガーソングライターのaveさんを交えたトークイベントもあり、ニコンサロンでの写真をスライドショーで紹介させていただいた。
同会の展示は、12月の武蔵野美術学園でもあった。


繭ハンドブック

4月末には、撮影で協力していた三田村敏正さんの著作「繭ハンドブック」(文一総合出版)が出版された。
当初は、わたしが全面的に撮影を担当して共著にするはずだったのだが、東日本大震災で思うように時間が取れなくなったために、共著は降りて撮影協力という形にさせてもらった経緯がある。
出勤前に繭から羽化したガやハチなどを冷蔵庫で冷やして動きを鈍くさせ、白バックで撮影するなど、原発事故のために妻子を北海道に疎開させて独り暮らしの中でかなり苦労もした。
三田村さんや出版社には大きな迷惑を掛けてしまったが、この本の出版は、自分としても感慨深いものがあった。


国際フォトフェスティバルでのスライドショー

6月には、マレーシアのペナン島で開催された国際フォトフェスティバルで後藤由美さんのキュレーションによるスライドショーがあり、「棕櫚の日曜日」を紹介していただいた。
その場にいなかったため実感は薄いが、海外で紹介されたことは素直に嬉しい。
後藤さんに紹介してくださった浪江町出身の写真家渡部敏哉さんのおかげだ。


東京電力福島第一原発取材

9月には、東京電力福島第一原発に初めて入って取材することができた。原発内は代表取材のことが多く、これまで機会がなかった。
新聞記事を読むだけでは分からない現実を実感することができた。
本当は、書きたいことはたくさんあるのだが、放射能問題については言葉でスタンスを示したくないという思いがある。
わたしの撮った写真自体が色眼鏡で見られかねないからだ。
個人的な作品は、できるだけニュートラルな視点で見てほしい。


東北写真記者協会で金賞受賞

毎年、年末に行われる東北の新聞社、通信社が加盟する東北写真記者協会の選考会で、わたしの写真がスポーツ部門の金賞に選ばれた。
この審査会では、これまでも2回の協会賞を含め、何度か賞をいただいているが、スポーツ部門の金賞は初めて。
今回は、審査会にも出席していたので、すべての応募作品を拝見したが、みなさんさすがプロだけに、非常にレベルが高かった。
今年の東北のスポーツの話題といえば、何と言っても楽天イーグルスの日本一だ。
協会賞も楽天日本一の一連の写真が選ばれた。
そのため、スポーツ部門で票数が2番目だったわたしの写真が繰り上がったので、金賞はラッキーだった。


作品作りとデジカメ

今年も1年を通じて仕事以外の写真も撮り続けていた。
仕事の報道写真がNikon D4などヘビー級の機材なので、作品作りはコンパクトデジカメに決めている。
一眼レフのファインダーをのぞいて作画すると、どうしても仕事のクセがでてしまって思うような写真にならない。
昨年から春に掛けては、Panasonic DMC-LX3やRICHO GX200などを使っていたが、最近のメーン機材はSigma DP2 merrillとRICHO GXR+A16ユニットとした。
どちらもAPCサイズの撮像素子を持つため、画質は申し分ない。
DP2 merrillをモノクロ用、GXR+A16をカラー用としている。
ただ、これだけだと自分の芸風のひとつワイドマクロが撮れないのが難点だ。

作品は、3つのテーマを平行して撮っている。
そのひとつは、「棕櫚の日曜日」の続編ともいえるもので、既に完成に近い形になっている。
この作品は、来年、東京で展示したいと思っている。

              ◇

長々と書いてしまったが、振り返ってみるとそれなりに充実した1年だったように思う。
何より人との出会いが、活動の場を広げていくことを実感した年だった。
みなさんに、心から感謝申し上げたい。
良いお年を!

矢内靖史

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